江川達也が「はなまるカフェ」に

2006/02/20 Mon 09:30

朝から「はなまるマーケット」に江川達也が登場、お決まりの豪邸自慢はそもそもウザいし正直見飽きてもいるんだけど、アシスタントがいないというのは本気で驚いた。これ、一般にもすでに知られてたことなのかな。「週刊連載を持ってる作家では他にいないと思います」と言ってたけど、そりゃそうだ。江川達也の作品にはあまり食指を延ばす気になったことがないんだけど、とりあえずアシスタントなしで週刊をこなしてるのは偉い。冨樫義博が「追いつめられると1人ですべて書きたくなる」とどこかで言ってたけど、彼の場合はあのとおりだしなあ。江川恐るべし。

江川は自分が監督した映画版『東京大学物語』のプロモーションのために出演してたんだけど、これソフト・オン・デマンドが製作なのね。江川が「本当に原作通りですよ」って言ってたんだけど、要するにそれはアレなそれを期待していいということですか。水野遥役の子は「NHKハングル講座」にも出てたって書いてあるけどいいんですか。

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女子カーリング予選ばっか見てた

2006/02/19 Sun 06:49

日本では盛り上がりに欠けるという噂の冬季五輪ですが、楽しむコツは日本選手に期待することなくアスリート達のガチ勝負を楽しむ姿勢でいることだというのは一部の人たちに気づかれていることだと思います。

というわけで僕もそんな姿勢でぼーっと見ていたんですが、しかし今日の女子カーリング予選を見てたら普通に「日本人」の姿勢になってましたよ。今日の対カナダ戦、対スウェーデン戦は本当にタフで見応えのある勝負でした。もうアレね、自分より若い女子たちが見せる健気な表情と凛とした眼にね、オッサンは応援せざるを得ないわけですよ。それでソルトレーク銅のカナダを破ったり、世界一のスウェーデンと延長1点差の勝負をしたりね。いや本当に今日のカーリングは面白かった。残りの試合もできる限り見ようと思います。

で、ちょっとカーリングやってみたいなとも思って調べてみたら、神奈川カーリング協会が相模原で定期的に講習をやってるらしい。相模原市って意外とスポーツ環境が整ってるんだなという印象。東京都だと明治神宮スケートセンターか東大和スケートセンターで講習をやってるらしい。どっちにしても少し遠いか……まあでもどうせこのモチベーションは長続きしないので深追いはしない方向で。

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及川祐がスケートをやめそうになってた件

2006/02/14 Tue 05:55

「第3の男」及川が大健闘 メダルには一歩及ばず - スポーツ (asahi.com)

というわけで、調子を落としているエース・加藤条治の脇をぬけて五輪4位という好成績を残したスピードスケートの及川選手ですが、競技を終えたあとのインタビューで「大学を出るときにスケートをやめようか迷っていた」という話が出ていました。以下のインタビュー記事にも同じ話が。

五輪 翔べTORINOへ 及川佑(スピードスケート) (スポニチ)

いかにアマチュアとはいえ、日本は実績も重ねているし、認知度だって確固たるものなわけでしょ。例えばラクロス(例に出して申し訳ないけど)みたいなレベルのスポーツじゃないわけですよ。そこで五輪4位に入るようなポテンシャルの選手がスポーツを続けられないという事態が起こってるのか……仮にも先進国と言われて久しいのに。なんか、端的に「いい国じゃないなぁ」と思わされてしまった。

まぁ漠然とした「国」に責任を転嫁しただけで終わってもしょうがないので、少しは内実を推測してみよう。まず景気拡大はバブル・いざなぎを抜く勢いだということだが、及川が就職をにらんでいた02~03年頃、たしかに新卒雇用が冷え込んではいたので、経済の状況が思わしくなかったことは一つ理由として考えられる。

さらに、本人の実績が不足していたという事情もあるようだ。

 ――池田高、山梨学院大では注目を浴びるような存在ではなかった。大学4年時、インカレ五百メートル優勝以外は目立ったタイトルがなかった。

 高校卒業後、スケートをやめるかどうか迷ってました。でも両親が「自分が納得するまで続けなさい」と言ってくれたので進学を決意。大学(選び)は高校で大した実績もなく、あまり強いところに行きたくなかったので山梨学院大学に決めました。弱いところで強いところを倒す方がおもしろい。インカレでタイトルを獲った時は1本目のモチベーションや滑りが今も含め、スケート人生で最高のものと思ってます。

 ――大学を卒業する03年3月は就職先がなく、一時は引退の可能性もあったが、「びっくりドンキー」を経営するアレフに就職が決まった。

 (就職が)見つからなかったときは、潔く(スケートを)辞めるつもりでした。会社や(庄司昭夫)社長への感謝は言葉ではとても表せません。いい結果、いい滑りを見てもらい喜んで頂きたいですね。

(スポニチ掲載のインタビューより)

「目立ったタイトルがなかった」のが原因だとすれば、彼の陰に早熟で実績を残してきた選手がもっと隠れていて、今もスケートを続けているということなんだろうか。しかしそれにしたって、一度でもインカレで優勝したことがあって、モチベーションも持っていた選手が引退を考えてしまうというのは十分に悲しい。スケートが「弱い」山梨学院大にいたということもおそらく関係してるんだろうなぁ。

このインタビューでもう一つ考えられるのは、彼の性格が原因になったんじゃないかという部分。「大学(選び)は高校で大した実績もなく、あまり強いところに行きたくなかったので山梨学院大学に決めました。弱いところで強いところを倒す方がおもしろい」というコメントからは、あまり強く自分を押し出してはいかないタイプであることが窺える。自分のモチベーションと周囲の状況とを秤にかけたとき、周囲に気を遣って自分を抑えてしまう。大学卒業時だけでなく高校のときにもスケートをやめようか迷っていたという事実なんて、まさにそういうことだ。

しかしですよ、それでも世界屈指のスタートを武器にオリンピックで4位に入るわけですよ。こういう性格がスポーツに向いてないというのは直観的に正しそうに見えるけど、必ずしも事実ではない。蓋然性を取るならたしかに正解なのかもしれないけど、単なる思い込みだけではないかという疑問が付されるべき判断材料であるのも間違いない。

と、なんとなくではあるが、不景気を背景としつつ、メジャータイトルとコネの不足に加えて押しの弱さが彼のスケートキャリアの壁として現れていたということが見えてきた。でも個人的には納得がいかない。不景気だからといってそれなりに才能がありそうな人材を見過ごしてしまうのは、あまりにも貧しい。コネがなければ才能が潰れてしまうという事実はもっと悲しい。思い込みも含めてそうなってしまったら、目も当てられない。

それでも「神」とか「天」がきちんと見ているから及川はスケートを続けられたんだ、というような方向で世界の善さを信じる人もいるんだろうが、僕としては及川と同じような状況で実際にスケート(や他のスポーツ)の道をあきらめてしまった人の群れが目に浮かんで、もっとイヤな気分になってしまう。少なくとも今回の件は美談として語られていい出来事で、何かを続けようかやめようか迷っている人にとってポジティブな材料になったりもするんだろう(だからこそ中継のインタビュアーも話題に出したわけで)。これで頑張る人が出てくるなら喜ぶべきことだ。でもその背後に、抽象的にも具体的にも「貧しい」価値判断が見え隠れしていて、個人的には、社会への信頼感につながるよりもむしろ一つの危機を感じ取るべき出来事に思えてしまう。特に、これがスピードスケートという種目で起こっているというあたりで。

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