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クラッシュ

2006/12/12 Tue 00:57

使っているノートのシステムが入っているHDDがクラッシュしました(正確には微妙なところなんだけど)。もうずいぶん長いPC歴でもはじめての経験で、ちょっと凹み気味です。今はknoppixでノートを起動して書いています。

まぁこんなこと(更新)してる場合じゃないといえばそうなんだけど、誰にともなく報告したい気がしますね、こういうとき。

とりあえずBecky!のメールデータだけでも退避したいんですが、knoppixから件のHDD(NTFS)にアクセスしようとしても、マウントの時点でどうも引っかかります。実は普通にWindowsを起動すると、ディスクチェックしろと言われるものの無視して進めば起動自体は成功する(こともある)んですが、やはりバックアップをしようとする段で止まってしまい青画面になったりしています。調子の善し悪しがあるあたり、症状は明らかにハードの異常なんですが、なんとかメールデータのコピーだけでも許してもらえないでしょうか...ダメ?

できれば修理に持っていく前に必要なデータだけでも外に逃がしたいんだけどなぁ。ううう。

追記(12/12):knoppixでもWindows回復コンソールでもデータに到達できませんでした。ついにWindowsそのものも起動できなくなった……本格的にダメそう。メーカーの修理窓口いってきます orz

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アイドリング(©江古田ちゃん)

2006/12/02 Sat 07:39

 やらなければいけないことの期限が迫っているのだが、頭も身体も一向に動く気配がない。しかも、やらなければいけないことに向かうときだけ動かないのではなく何事に対しても同様で、些細なことをしようと思ってもやたらと時間がかかる。それに向かうまでに関係のないことをしばらくやってから、やっとのことで少しだけ行動し、またはじめに戻る。

 この動かなさ、動けなさは誰よりもまず自分にとって最も厄介なものであるが、動かないのも自分なのであって、その板挟みでもってまた別の次元で身動きがとれなくなる。自分をコントロールできない、そのコントロールできなさをコントロールできない。そこから先はひたすら反復。

 最近はもしかして身体的なものに原因があるのかもしれないと思うこともあり、だとするとここに書いているような諸々の内省はまったく無駄ということになってしまうのだが、こうなるのが身体的なものだけに決定されていたわけではなく、何らかの他の要因が働いている/いたこともおそらく間違いないわけで、それを捉える作業は無駄というものでもないだろう、と自分を正当化しながらも。

 いやでも本当に、どうしてこうなのかと……と思いながら『僕らの音楽』を見ていたら森山直太朗が阿部サダヲにリクエストされて「レスター」を歌っていて「あぁーそうだよねそうだよね」なんて思わされたり。森山って同世代なんだね、そういやそうだったかもしれない。「さくら」その他の印象から敬遠気味だったけど少しは触れてみるべきか。

乾いた唄は魚の餌にちょうどいい Salamander

 あと全く関係ない文脈からシンクロするように ELLEGARDEN の Salamander (リンク先にPV動画あり)を聴いてまた「うーんだよねだよね」てなかんじになってみたりと、また無生産な時間を過ごしてしまう。こちらは今まで完全にスルーしてたので森山のことよりも収穫だった。といっても Salamander は誰の曲か知らないまま聴いたことがあったけど。

 和風の顔立ちながら妙に流暢な発音の英語でハリウッドで忍者役にもなれそうなヴォーカルの細美武士という人は、プロフィールがかなり興味深い。

ELLEGARDENを結成する前に組んでいたバンドはデビュー目前にして解散。音楽をすることが社会に対する「逃げ」なのかを判断するため就職し、数ヶ月サンフランシスコでプログラマとして働いていた。その後、生形に誘われて音楽活動を再開する。

ELLEGARDEN - Wikipedia

解散と迷い、いいエピソードです。数ヶ月の就職の後、バンド結成が1998年とのことなので、なんかこちらも同世代の臭いがします、数字的な近似以上に。

ロングセールスを記録し、発売から1年以上に渡って現在もインディーズチャート上位にランクインしている。これを受けてバンドの知名度は急速に上昇するが、結果的にボーカルの細美武士をはじめメンバーに戸惑いを与える事となった。その結果、細美はNANO-MUGEN FES. 2005の出演中に涙を流し歌えなくなった。

RIOT ON THE GRILL - Wikipedia

ブレイクして戸惑って泣いちゃうなんて……も、萌えー。「逃げ」にならなくてよかったねぇ。「福岡音楽ポータルサイト FUKUOKAMUSIC.JP」のインタビューを見ても、非常に好感が持てます。「詞は、曲とは裏腹に後ろ向きなものが多く、そこが魅力」になったりするのがわかる感じ。萌えー。

 と、細美氏に癒されてみたわけだが、すでにブレイクを済ませた他人のことなどどうでもよかったのだった。問題は自分のことだ。

 とりあえず自分にとって重苦しい自分がどうにかなるものではない、ということはわかっていたことなので、それはそうなのだとひたすら認識するしかないんだろうなぁ。何も進展してないけどとりあえず癒されたからいいや、脱線で集中力使い果たしたし……というここまでが最近のサイクル。

臨死!! 江古田ちゃん 1 (アフタヌーンKC)

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さそうあきら『トトの世界』(双葉文庫)

2006/10/04 Wed 03:12

本屋で文庫マンガコーナーをうろうろしていてピンときて思わず買ってしまった、さそうあきら『トトの世界』1~3巻を読んでいるところです。前々からこの人はそうじゃないかと思っていたわけですが、やはり天才の類であると思います。皮肉の意味はまったく込めていません。

嗅覚を鍵としながら人間性のリミットを問うという、およそマンガでは困難な主題をこれだけ描けるというのは……どうなってんだこの人。嗅覚や聴覚(『神童』)を表現するだけでもすごいのに、それだけじゃないとは。しかも連載が始まったのは新潟少女監禁事件の直前だし。

と、読み終えたような口ぶりですが、いま最終巻を半分くらいまで読んだところです。この先を読むのが怖いので一息入れてます。ハッピーで終わってほしいと思うなんて久しぶりのことだ……うううう。集中していきます。読み終えたらまた。

B6版 各560円(税込)
トトの世界 (1) (Action comics) トトの世界 (2) (Action comics) トトの世界 (3) (Action comics) トトの世界 (4) (Action comics)

文庫(A6版) 各630円(税込)
トトの世界 (1) (双葉文庫―名作シリーズ (さ-20-04)) トトの世界 (2) (双葉文庫―名作シリーズ (さ-20-05)) トトの世界 (3) (双葉文庫―名作シリーズ (さ-20-06))

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スパム対策引き締め中

2006/09/22 Fri 07:41

コメント・トラックバック共にspamがあまりにもひどかったので、条件を引き締めています。

ちょっと前までは同一IPからの連投をメインに制限し、アスキー(英数)のみのコメント・TBリクエストは受け付けていたんですが、その後、異なるremote_addrからほぼ同じ内容のspamが連投される(プロクシ? スパイウェア? remote_addr偽装?)ケースが相次ぎ、制限がほぼ無意味になっていたので、現在はアスキーのみのものも制限することにしました。おかげさまで効果は上がっている模様。

remote_addr偽装を見破る方法が見つかれば解除したいところだけど、時間もあまりなさそうなので、あるいは永遠にこのままかも。まぁまったくと言っていいほどコメントもTBもないのでよかろう。

Color99 さんとspam_blockerプラグインに感謝します。

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2006年四季賞夏、(主に)市川春子『虫と歌』

2006/09/22 Fri 07:28

 『月刊 アフタヌーン 2006年 10月号 [雑誌]』 そろそろ11月号が出てしまうけれど、月刊アフタヌーン10月号についていた別冊付録、2006年四季賞夏(谷口ジロー選)について。

 今回の別冊はとりわけ秀逸な作品が揃っていた。2ちゃんねる四季賞スレは「今までにない」盛り上がりだったようで、そのことも今回のレベルの高さを裏付けていたようだ。その中でも四季大賞を受けた市川春子『虫と歌』がさらに頭一つ抜けていたように思う。この点で、僕の評価と、先のスレの大方の評価は一致している。

 読んですぐに「すごい」と思って感想を書こうとしたんだけど、どうにも語る言葉が出てこずにぐずぐずと今日まで持ち越して、それでもまだ何も出てこないまま、もうなんでもいいからこの作品について書いておけばいいやというくらいの気持ちで40日ぶりくらいに指を動かしてみたり。こんなペースだから言葉が出てこないんだろうけど、まぁ仕方ない。まだ本誌が残ってて、別冊も付いてたらマジで買ったほうがいい。

 粗いようで実のところ繊細な描線は読者にイメージを補完させる力が強く、それでいて軽さを失わない。できる限り絵での描写を試みていて、微かな線も見逃せない。最後の最後で言葉に頼った説明が出てくることを悔いる声もあったけど、僕はカタルシスとして成立していたと思う。コマやページの流れはテンポよく、しかし穏やかに時間を流れさせている。あるいは、抑えているが止まることのない良い具合のセリフ回しが、相前後する時間の流れをうまく一本にまとめているのかもしれない。

 奇妙な、あるいはファンタジックな「兄弟/妹」の話。僕自身には兄弟姉妹がいないけど、もしこんな風だったらいるのもよさそう。さらに言えば、僕は他人のことが常に不安だったり怖かったりするところがあるんだけど、もし本当にこういう関係を築きうるのだとすれば、その不安や恐れを踏み越える価値はあるのかもしれない。でもふと自分が「現実」にいて、虫でもないということを思い出して、やっぱりだめかしらと思いつつ読んでると、もっといいなぁと思ってしまう。あるいはやはりそれが「家族」であって他人ではないということが重要なのかもしれない。それにしたってこの家族像はやや美しすぎるのではあるが。でもこんな関係が出来るんだったら、人と関係することはそれほど悪いことではないと思えた。

 自分がそこまで他人と関係したがっていないとは自分でも思っていなくてまず意外で、しかもその自分が「悪くないかも」なんて思ったところがさらに意外。それでも基本姿勢は変わらないだろうけど。

 ただ、端々に高野文子を思わせるところがあると評判なので、好きな人は気をつけて。

 他の三作品の中では『呪縛』が比較的人気だったようだけど、個人的にはそれほど大差なく良かったように思います。たしかに『呪縛』はサスペンスで引っぱっていく強さがあって、すぐに商業誌でいけそうなニオイはしたかもしれないけど。でもこの三作の能力は個性が違うだけで総合的な戦闘力(?)は同じくらいな気がします。

 評判について2ちゃんねるのことしか出てこないのは、面倒で他をチェックしてないから。

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