ハウルの動く城

2004/12/23 Thu 02:30

『雲のむこう、約束の場所』に引き続いて行ってきました。こちらも公開まっ盛りなのでストーリーへの直接的な言及は控えますが、やはり『雲のむこう』よりも役者が一枚上手だなどと言うのは単なる野暮ですね。圧巻です。

最初に気になったのはやはり倍賞とキムタク。倍賞については、ソフィアの顔も若干倍賞を意識した作画となっていたため、声を聞いてもリアル倍賞の顔が浮かんできてしまいました。しかしキムタクについては、登場当初それがキムタクの声であることに気づかなかったくらい、馴染んでいたと思います。しかし途中で明らかにキムタクになるシーンもあり、最終的にはやはりそこがキムタクかなと思いました。後半になるに従って違和感がなくなっていった倍賞とは対称的な結果に。

ん~まぁ何というか、抽象的というか比喩的な表現が特に多く用いられているので解釈をつらつらと並べてしまいそうな内容なのだが、そこは個人次第のアレということで略。とりあえず画面や動きだけでも十分おなか一杯になれるので、まぁ年末年始に観ておくのもいいのではないでしょうか。観に行った人同士でこの映画を肴に「あそこのあれはあーだこーだ」と話をするのはすごく楽しそうです。

またも過剰に単純化した表現にまとめるなら「レオン系」とでもいうか、まぁ「レオン」の部分はもっと古いものにもなりうるでしょうが……あぁこのままだと言い過ぎてしまいそう。影のライバルは『マイ・ボディガード』だったりするのかもしれませんが少なくともマスメディア上で対比されることはないかも。

要するに個人的にこの図式は嫌いじゃないわけですよ。しかし、考えてみると宮崎駿作品でこういう図式が出てくることは初めて(あるいは珍しい?)なんじゃないかと思います。あるいは前面に出てくることがなかっただけだとしても、それが前面に押し出されてきた。ここのところはひとつ重要な転回として記憶しておいてもいいかもしれません。また、作品世界のキレっぷりが年々増してくることも注目ですね。今後もまだまだ突っ走ってほしい。ちなみに今回ドロドロはちょっとしか出てこなかったのが残念。

鋭い方は、今日のコードネームが「新旧ロリコン巨匠揃い踏み」だったことはすでにお気づきかと思います。それが巨匠に欠かせない要素であることに議論の余地はありません。

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